JR伊丹駅改札横にある、売店併設の観光案内所、伊丹市立観光物産ギャラリーで今月12日から地酒の販売が始まります。
「清酒発祥の地」として知られる伊丹には、江戸時代に日本一の銘醸地として栄え、俳諧などの多彩な文化が花開いた歴史があります。しかし、同ギャラリーではこれまで酒類の取り扱いがなく観光客らの要望に応えらていなかったため、今年度から指定管理者となった伊丹まち未来株式会社が酒販免許を取得し準備を進めていました。
販売するのは、江戸で人気を集め、共に銘酒番付の上位を占めた銘柄「白雪」の小西酒造と、同「老松」の伊丹老松酒造による計13商品。両社の酒を1本ずつ組み合わせたオリジナルのセット商品「銘酒飲みくらべ」も720ml、300mlの2種類を販売します=写真。
12・13両日は、午後5時から7時半まで店内でローズメイト(いたみ観光大使)による試飲販売があり、セット商品購入の先着100人にお猪口などがプレゼントされます。問い合わせは同ギャラリー℡072-770-7060へ。
桜の香りがするせんべい2種とお茶セットがこのほど、JR伊丹駅改札横の市立観光物産ギャラリーにお目見え、一足早い春の雰囲気を醸し出しています。
「さくらせんべい」(8枚入り税込486円)は、桜葉の塩漬けを国内産のうるち米の生地に練り込み、淡いピンク色の砂糖で衣がけをした人気商品で、桜の香りだけでなくかわいらしい見た目も楽しめます。
もう一種のせんべい「桜ほの香」は、袋タイプが5枚入り税込432円、箱タイプが9枚入り税込864円。桜が香るクリームをサンドし、せんべいの表面に砂糖で桜の花びらを配した雅(みやび)なデザインです。
お茶セット「さくらふわり」(税込648円)は、桜花を入れた国産緑茶とセイロン紅茶のティーバッグ各5個が、かわいらしいピンク地・花柄の巾着に入っています。
さくらせんべいとさくらふわりは、日米友好の桜記念商品で、「ワシントンの桜は伊丹産」をアピールするシールが付いています。
伊丹市観光物産協会はこのほど、伊丹の観光スポットを紹介するイラストマップ「伊丹観光略図」(A4判両面印刷)を作成、JR伊丹駅改札横の市立観光物産ギャラリーなどで配布を始めました。
表面の中心市街地編は、「清酒発祥の地」や「江戸積み酒造業で発展したまち」をアピールするため和風のデザインにしました。国史跡有岡城跡には饅頭に食らいつく摂津守・荒木村重のイラスト、伊丹酒蔵通りには長寿蔵をはじめとする伝統的な建物群のイラスト、日本3大俳諧文庫の一つ・柿衞(かきもり)文庫には伊丹の生んだ俳人・上島鬼貫と俳聖・松尾芭蕉のイラストをそれぞれ配しています。
裏面の市全域編は、「空港のあるまち」を前面に出して一転、現代的なデザインに。大阪国際空港(伊丹空港)ターミナルビル展望デッキや滑走路をはさんで反対側の伊丹スカイパーク、都市部では珍しい野鳥のオアシス・昆陽池(こやいけ)公園、世界のバラ250種1万本が咲く荒牧バラ公園などをイラスト付きで紹介しています。
この地図は県政150年記念事業の補助金を活用して作成。伊丹郷町館やアイホールなどの主要文化施設、伊丹空港内の観光PRコーナー「INFORMATIONひょうご・関西」などでも配布しています。
第16期いたみ観光大使(ローズメイト)に会社員、岩本早起さん(25)=写真右端=、同、宇山佳菜子さん(29)=写真中央=、アルバイト、菱井友紀さん(27)=写真左端=の3人が選ばれ10月4日、伊丹商工プラザで武内重治・伊丹市観光物産協会会長から任命証と記念品が手渡されました。
3人は、市内外の応募者の中から伊丹に関する知識を問う筆記試験や面接試験を経て選出。任期は平成32年(2018)9月末日までの2年間で、清酒発祥の地・伊丹や臨空都市・伊丹などさまざまなテーマのイベントやキャンペーンに参加して伊丹の観光や物産を市内外に発信します。
初仕事は、10月13日(土)午後3時から始まるエフエムいたみ生番組への出演。また、この日開催されるダンスイベント「いたみわっしょい」の主会場、東リいたみホールでの表彰式の手伝いを予定しています。
今期ローズメイトに協賛いただいた企業・団体は下記の通り(順不同)。
伊丹老松酒造株式会社、伊丹商店連合会、エステサロン・リストーロ、株式会社カフェ・ド・トーヨー、小西酒造株式会社、白雪食品株式会社、東リ株式会社、株式会社フジコー、松谷化学工業株式会社、山中育樹園株式会社
伊丹市立観光物産ギャラリー(JR伊丹駅改札横)は9月30日、台風24号の影響により、業務時間を正午までとさせていただきます。ご了承ください。
雑誌「東映仁侠映画傑作DVDコレクション97」がこのほど、デア・ゴスティーニ社から発行され、伊丹市が「作品舞台を訪ねて」と題して写真付きで紹介されています=写真。
菅原文太や野川由美子、松方弘樹らが出演、昭和40年代の伊丹空港 (大阪国際空港)拡張の土地をめぐる暴力組織間の争いを描いた映画「現代やくざ盃返します」(昭和46年公開、佐伯清監督)を特集。
「作品舞台を訪ねて」では、伊丹スカイパーク、昆陽池公園、荒牧バラ公園、みやのまえ文化の郷を写真付きで紹介するとともに、「日本酒、俳諧によって大きな発展を遂げた歴史ある街」という見出しで本市の歴史を詳しく記述しています。写真は伊丹市観光物産協会が提供。
市立観光物産ギャラリー(JR伊丹駅改札横)は9月4日、台風21号の影響により、業務時間を午後1時までとさせていただきます。ご了承ください。
伊丹市観光物産協会は、伊丹の魅力を発信する第16期いたみローズメイト(観光大使)を募集しています。
募集は2人。今年4月1日時点で満18歳以上の人(高校生除く)が対象。任期は今年10月1日から平成32年(2020年)9月30日まで。土・日曜、祝日を中心に開催される市内外のイベントに参加して伊丹の観光や特産品をPRしていただきます。
応募は市販の履歴書に顔写真を張って9月10日までに郵便で〒664-0895伊丹市宮ノ前2-2-2、伊丹商工会議所内、伊丹市観光物産協会「いたみローズメイト」係へお送りください。
9月中旬に予定する筆記試験と面接により選考。任命された2人には認証状と協賛企業からの記念品が授与されます。
問い合わせは、伊丹市観光物産協会事務局TEL.072-778-5888、E-mail:icci20@itami.or.jpへ。