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2017/04/28

官兵衛ゆかりの藤が見ごろ

戦国武将、黒田官兵衛ゆかりの藤がJR伊丹駅前の有岡城史跡公園で見ごろを迎え、訪れる市民の目を楽しませています。
有岡城の城主で織田信長に反旗を翻した荒木村重のもとへ天正6年(1578)、官兵衛が説得に訪れますが、幽閉されてしまい、牢の中から力強く咲く藤の花を見て生き抜く勇気を得たと言われています。
この逸話を後世に語り継ごうと、伊丹市が平成25年(2013)11月、官兵衛の拠点だった姫路城の藤の子孫樹を植え「官兵衛ゆかりの藤」と命名しました。
JR伊丹駅2階改札横の市立観光物産ギャラリーには、村重と息子の岩佐又兵衛(絵師)に関する研究書や缶バッジなどを置いた「村重・又兵衛コーナー」が新設されており、藤を見に来た歴史ファンが立ち寄る姿も見られました。
藤は5月初めごろまでが見ごろといいます。

 

 

2017/04/28

「村重・又兵衛コーナー」お目見え~観光物産ギャラリー

有岡城の城主だった荒木村重と息子・岩佐又兵衛(絵師)の研究書などを集めた「村重・又兵衛コーナー」がこのほど、同城跡に建つJR伊丹駅の2階改札横にある市立観光物産ギャラリーにお目見え、村重研究者や歴史ファンらの人気を集めています。
販売されているのは、村重研究の第一人者、故・瓦田昇さんの「荒木村重研究序説」などの研究書や荒木村重研究会報(第5号~15号)、父子のイラストをあしらった缶バッジ(ピン、ストラップの2種)など。壁には、有名な江戸時代の錦絵「村重が饅頭を食らう」(複製)も架けられ、ムードを醸し出しています。
今後は近年、再評価され注目が集まっているという又兵衛の関連商品を増やすなどしてコーナーを充実させていく方針です。

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