「清酒発祥の地」とされる伊丹市鴻池のご当地キャラクター「たるまる」のせんべいが誕生、7月20日からJR伊丹駅改札横の観光物産ギャラリーで販売されます。
鴻池は、戦国時代の慶長5年(1600)に出雲国・尼子(あまご)家家臣、山中鹿介(しかのすけ)の長男、新六幸元が、にごり酒から清酒をつくることに成功した地とされ、江戸時代後期建立の「鴻池稲荷祠碑」(市指定文化財)にその経緯が記されています。
たるまるは、酒樽の形をしており、清酒発祥の地マスコットとして平成27年(2015)にデビュー。せんべいにする企画は、鴻池商工会がまちおこしを狙って発案、市内のメーカー、株式会社三喜屋の協力で実現しました。
せんべいは直径7センチの円形。たるまるのイラストと「清酒発祥の地 伊丹鴻池」のロゴの焼き印が入っています。原料は国産小麦粉、鶏卵、蜂蜜、砂糖、重曹。1袋10枚入り、 432円(税込)。清酒開発や鹿介を紹介するカードも入っています。
伊丹市観光物産協会は、伊丹の東の玄関口、JR伊丹駅の改札横に専用ラックを設置し、観光案内カードとともに店や企業のショップカードを掲出する事業を平成30年(2018年)8月1日から開始することとし、利用者を募集しています。
同駅は1日平均2万4,000人を超える乗車客があるうえ、改札前のコンコースは駅東側地区と駅西側地区の住民や企業従業者の連絡通路としても使われています。専用ラック=写真=は、そのコンコースに面した観光物産ギャラリー改札側入口脇に設置。木の香りが漂い、女性にもアピールするおしゃれなデザインです。
掲出対象のカードは名刺サイズ、縦型。1枠の収容枚数は70~80枚。専用ラックでは観光案内カード(20種)を上部に置いて観光客などに配布、ショップカード用はその下に約60枠用意しています。
伊丹市観光物産協会会員(年会費1口5,000円)限定サービスであり、利用は入会が条件。年6,000円の利用料は、入会初年度無料です。ショップカードの新規制作も請け負います。
詳しくは当サイト該当ページへ。