「清酒発祥の地」とされる伊丹市鴻池のご当地キャラクター「たるまる」のせんべいが誕生、7月20日からJR伊丹駅改札横の観光物産ギャラリーで販売されます。
鴻池は、戦国時代の慶長5年(1600)に出雲国・尼子(あまご)家家臣、山中鹿介(しかのすけ)の長男、新六幸元が、にごり酒から清酒をつくることに成功した地とされ、江戸時代後期建立の「鴻池稲荷祠碑」(市指定文化財)にその経緯が記されています。
たるまるは、酒樽の形をしており、清酒発祥の地マスコットとして平成27年(2015)にデビュー。せんべいにする企画は、鴻池商工会がまちおこしを狙って発案、市内のメーカー、株式会社三喜屋の協力で実現しました。
せんべいは直径7センチの円形。たるまるのイラストと「清酒発祥の地 伊丹鴻池」のロゴの焼き印が入っています。原料は国産小麦粉、鶏卵、蜂蜜、砂糖、重曹。1袋10枚入り、 432円(税込)。清酒開発や鹿介を紹介するカードも入っています。