こんにちは!いたみローズメイトです。
今回は、2006年に始まり、今年で20周年を迎える伊丹の秋の風物詩「鳴く虫と郷町」をご紹介します。
江戸時代の庶民に親しまれていた、虫の音に耳を傾ける「虫聴き」。その文化を、現代のまちなかで楽しめるイベントです。期間中は、スズムシやキリギリスなど約15種・3,000匹の鳴く虫が、市立伊丹ミュージアムをはじめ、周辺のお店や公共施設、広場などに登場し、伊丹のまちを秋の音色で彩ります。虫の声を楽しみながらまちを散策できるほか、音楽ライブやものづくり体験など、さまざまな関連イベントも開催されます。今年の開催期間は、2026年9月11日(金)~20日(日)でした。
さて、まち歩きの楽しみといえば、お店でのひと休み。ここからは、期間限定のドリンクも交えながら、まち歩きの途中に立ち寄りたい3つのお店をご紹介します。
まずは、宮ノ前の伊丹みやのまち3号館1階にある「TJ’s DINER(ティージェーズダイナー)」さん。自家製のバブルサンドが看板メニューのお店です。明るく開放感のある店内には、レコードやミラーボールもあり、音楽とともに食事やカフェタイムを楽しめます。こちらの限定メニューは、名前もユニークな「ス虫~【すむーしー】」(700円)!バナナベースのスムージーに、カラフルなイモ虫形のグミを添えた一杯でした。スムージーからひょっこり顔を出しているようなグミがかわいらしく、飲む前に思わず写真を撮りたくなりますね。「鳴く虫と郷町」ならではの、遊び心あふれるドリンクでした。
続いては、中央2丁目にある「SWING BY CAFE(スイングバイカフェ)」さん。木のぬくもりを感じる、路地裏のおしゃれなカフェです。ランチやスイーツはもちろん、お酒も楽しめます。こちらの限定メニューは、「ハニーレモンソフトフロート」(821円)はちみつとレモンのドリンクに、ソフトクリームをたっぷりとのせた、デザート感覚で楽しめる一杯でした。グラスから透けて見えるレモンの輪切りと、高く巻かれたソフトクリームが目を引きます。虫にちなんで、はちみつを取り入れているところにも注目ですね
最後にご紹介するのは、伊丹市西台にある「WINNER(ウィナー)」さん。ワインやお茶を楽しめるお店で、音楽ライブも開催されており、音楽好きの方にもおすすめの一軒です。扉を開けると、壁を彩るイラストや、個性的な絵が描かれたテーブルが目に入ります。店内にはマスターの森さんのこだわりがたくさん詰まっていて、見渡すたびに新しい発見があるような空間です。私たちは、こちらでお抹茶をいただきました。落ち着いた店内で味わう一杯は、まち歩きの合間のひと休みにぴったりでした。また、お店で使われているアルミボウルは、伊丹市東有岡のアジアン雑貨ショップ「ラフエイジア」さんで、販売されているものだそうです。「鳴く虫と郷町」の期間中は、「クツワムシの館」としても親しまれているWINNERさん。店内には、「キュルルルルル!!」というクツワムシの鳴き声が響いていました。まるで機械音のような大きな鳴き声に、思わずびっくり! 小さな体からこんな音が出るなんて驚きです。虫の声や音楽、アートに触れながら、ゆっくりと過ごせる居心地のよいお店でした。皆さんも、森さんのこだわりが詰まった空間で、思い思いのひとときを過ごしてみてくださいね♪
秋の音色に耳を澄ませながら、おいしい一杯と伊丹のまち歩きを楽しんでみませんか?
イベントの楽しみは勿論グルメだけではありません!会期中には毎日至る所で楽しいイベントが開催されます。伊丹市立図書館 ことば蔵では、「猪名の笹原寄せ植え展」が開催されていました。「猪名の笹原」とは、かつて伊丹市周辺に広がっていたと伝えられる草原です。
紫式部の娘である大弐三位によって詠まれ、小倉百人一首に選ばれた和歌
有馬山 ゐなのささ原 風吹けば いでそよ人を 忘れやはする
などによって全国に知られる名勝でした。伊丹市の瑞ケ池公園内にはその猪名の笹原モデル園があり、季節によって様々な花を見ることができます。猪名の笹原の植物を使用した珍しい寄せ植えの展示を見る事ができ大変興味深かったです。
イオンモール伊丹では「イオンモール伊丹DE虫聴き」が開催されていました。JR伊丹駅デッキ入口通路付近に、鳴く虫と郷町の特設スペースが設けられており、鳴く虫達が展示されていました。展示付近は人だかりができており、大人から子供まで多くの方々が興味深く見入っておられました。現代ではなかなか聴く機会のない虫の音を、身近な場所で聴くことができる貴重な機会でした。
阪急伊丹駅リータでは「鳴く虫と妖怪縁日」が開催されていました。自分が物語の主人公になって、リアルの縁日ゲームとスマートフォンでのクイズを楽しみながら、謎を解いたり物語を進めていくという親子で楽しめる企画でした。会場はお子様連れの方など多くの方で賑わっていました。鳴く虫と郷町はこのような、大人も子供も楽しめるイベントが多数あります。
夕方になると、私達が訪れた週末には伊丹酒蔵通り周辺が行灯でライトアップされていて、町はいつもとはまた違う暖かい灯に包まれていました。いろいろなデザインの行灯が灯されており、他にはどんな絵柄のものがあるのだろうと、ワクワクしながら町を散策しました。町を散策してお気に入りのデザインの行灯を探すのはとても楽しかったです。
メイン会場の旧岡田家住宅・酒蔵、旧石橋家住宅にも訪れました。沢山の鳴く虫達が竹籠や壺などで展示されており、建物の至るところで様々な虫の音が聞こえてきました。重要文化財である趣ある建物が行灯の暖かい灯りに照らされていて、秋の情緒を感じられる空間になっていました。旧石橋家住宅の縁側ではお月見展示がされており、虫の音を聞き涼しい夜風にあたりながら夜空を見上げるのはとても風情がありました。他にも、会期中町の至る所で楽しいイベントが行われていて、何日でも訪れたくなる秋の情緒を感じられるイベントでした。
ぜひ来年の会期の際に伊丹市を訪れて頂き、秋の風情を感じてくださいね!伊丹市では、このように季節を感じられる楽しいイベントが沢山開催されています。何度でも足を運んで頂き、楽しい思い出を沢山作って頂きたいです!