伊丹の歴史
- 伊丹の歴史は古く、縄文時代中期には人々が生活していたことが知られています。
- 奈良時代に建てられた大寺(現在の伊丹廃寺)は、当時、法隆寺に匹敵する規模の物でした。
- 同じく奈良時代には、名僧・行基が伊丹を訪れ、昆陽池や昆陽寺の前身「昆陽施院」「昆陽布施屋」をつくり、伊丹の仏教文化発展に大きく貢献しました。
- 鎌倉時代末期になり、伊丹氏と名乗る武士の集団が伊丹の地を治めます。伊丹城(有岡城)が建てられたのは、この時代です。戦国時代に入り、荒木村重により追放されるまでの約300年、伊丹氏の時代が続きました。
- 江戸時代になると、伊丹は酒の郷として発展していきます。
戦国武将山中鹿介(しかのすけ)の長男・新六幸元が鴻池で清酒の醸造に成功したと言われ、清酒の大量生産技術を身につけた伊丹の酒造家たちは、これを大消費地・江戸に出荷、一般大衆に清酒を広めました。
これをもって伊丹市は「清酒発祥の地」を標榜しています。
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