第二次世界大戦の終結から今年で80年が経ちますが、今もなお世界では争いが絶えません。
これまで、歴史上のさまざまな分断と対立は美術家たちによって表現され、問われてきましたが、本展では市立伊丹ミュージアムが所蔵する美術作品のなかから「戦争と社会」をテーマとする作品約50点を展示し、その一端をご覧いただきます。
16世紀のドイツで起きた農民の大規模な反乱を描いたケーテ・コルヴィッツの連作版画《農民戦争》や、19世紀初頭のスペイン独立戦争を描いたフランシスコ・デ・ゴヤの連作版画《戦争の惨禍》、さらに、第二次世界大戦での過酷な従軍経験をもとに制作した浜田知明の版画と彫刻など、戦争とそれを巻き起こす社会、そして弱く愚かな人間を見つめ、その本質を描き暴いた作品をご紹介します。
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開催日 | 2025年6月13日(金)〜 7月21日(月祝) |
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場所 | 市立伊丹ミュージアム |