
「中核展示」
全国では毎年約8000件の発掘調査が実施されています。「発掘された日本列島」展は、国民がその成果に実際に触れる機会として平成7年度より始まりました。近年行われた発掘調査の中で特に注目された出土品を紹介する「新発見考古速報」、「我がまちが誇る遺跡」の二つを企画の柱とし、特集「遺跡から読み解く多様な歴史文化」、新たな試みである「キッズ考古学新聞コンクール」を加え、国内5館を巡回します。
「地域展示」
各館独自の地域展では「伊丹廃寺の謎」を開催します。
伊丹廃寺跡は、伊丹市緑ヶ丘に所在する奈良時代に創建された寺院跡です。 昭和33年(1958)、偶然発見された水煙がきっかけとなり発掘調査が開始されました。歴史研究の学術団体である甲陽史学会が主体となり、昭和33年から9年の歳月をかけて行われ、法隆寺と同じ伽藍配置をもつ古代寺院跡であることが明らかとなりました。
昭和41年(1966)3月に国の史跡に指定され、現在は史跡公園として周辺住民の憩いの場になっています。また、古代寺院に関する出土遺物には、塔の頂きを飾る相輪や堂内を荘厳したと考えられる金箔が施された塼仏など貴重なものが多く、昭和52年(1977)に一括で兵庫県有形文化財に指定されました。出土品の保管及び活用場所として、市立伊丹ミュージアムの前身の一つである伊丹市立博物館を昭和47年(1972)に設置するなど、伊丹市の取り組みは全国的に見ても画期的であったと言えます。
このように伊丹市にとって重要な遺跡である伊丹廃寺跡ですが、未だ解明されていないことが多くあります。また、甲陽史学会が調査に着手してから半世紀以上の歳月が経過しており、今一度その成果を評価するとともに新たな知見を加えたいと思います。国史跡指定60周年を記念し、郷土が誇る伊丹廃寺の謎に迫ります。
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| 開催日 | 2026年8月7日(金)〜9月13日(日) |
|---|---|
| 場所 | 市立伊丹ミュージアム |
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