2020 年 1 月から約 2 年半をかけて整備工事が行われた伊丹市の新庁舎が、今年 11 月 28 日に開庁を迎えます。
その記念として開催する本展では、新庁舎の設計を手がけた建築家の隈研吾によるスケッチや、
初期段階のマケットなどの資料を通して新庁舎がどのような過程を経て完成を迎えるのかをご紹介するとともに、
現代彫刻家の三沢厚彦と棚田康司 が建設地にあったクスノキを活かして制作し、
新庁舎内に設置される新作の彫刻計 6 点とスケッチやドローイングなどの資料を初公開いたします。
休館日: 月曜日(ただし 9 月 19 日・10 月 10 日の祝日は開館、翌日振替休館)
開館時間:10:00-18:00(入館は 17:30 まで)
会 場: 展示室 3・5
観覧料: 一般 500(400)円、大高 300(250)円、中小 200(150)円
※( ) 内は 20 名以上の団体料金 ※兵庫県内の小中学生はココロンカード呈示にて無料
※伊丹市在住の高齢者割引有(平日 60 歳以上、土日祝 65 歳以上)
主催: 市立伊丹ミュージアム[伊丹ミュージアム運営共同事業体 / 伊丹市]
企画協力:隈研吾建築都市設計事務所
協力: 西村画廊、ミヅマアートギャラリー
隈研吾(1954 年、神奈川県生まれ)
東京大学建築学科大学院修了。
コロンビア大学客員研究員を経て、1990 年に隈研吾建築都市設計事務所を設立。
30カ国以上でプロジェクトを進行し、自然と技術と人間の新しい関係を切り開く建築を提案。
日本建築学会賞、毎日芸術賞、芸術選奨文部科学大臣賞 、国際木の建築賞(フィンランド)、国際石の建築賞(イタリア)等を受賞。現在、東京大学特別教授・名誉教授
関連イベント:
伊丹塾 vol.2「新庁舎をめぐる伊丹と建築」(仮題)
講 師:隈研吾(建築家)
コーディネーター:岡山直樹(隈研吾建築都市設計事務所)
日 時:11 月 6 日(日)14 時~(約 1 時間半)
場 所:1 階講座室
参 加 料:1,000 円(展覧会観覧料は含まず)
定 員:100 名(先着順)
※要事前申込 / 10 月 1 日(土)より受付開始(詳しくは HP をご確認ください
三沢厚彦(1961 年、京都府生まれ)
東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。
樟を素材に様々な動物の姿を等身大に彫り出した「ANIMALS」シリーズを2000 年から制作し、伊丹市立美術館を含む全国 5 館で個展を 2007-08 年に巡回開催して以降、各地の美術館で個展を開催。
第 20 回平櫛田中賞(2001 年)、第 41 回中原悌二郎賞(2019 年)等を受賞。
現在、武蔵野美術大学造形学部彫刻学科特任教授
棚田康司(1968 年、兵庫県生まれ)
東京藝術大学大学院美術研究科彫刻専攻修了。
日本古来の技法「一木造り」を用い、樟を素材に神秘的な表情を特徴とする少年少女の像や女性像を制作。伊丹市立美術館で開催した個展「たちの
ぼる。」(2013 年)をはじめ全国各地の展覧会に出品。第 8 回岡本太郎記念現代芸術大賞特別賞(2005 年)を受賞。
現在、武蔵野美術大学造形学部彫刻学科客員教授。
開催日 | 2022 年 9 月 10 日 ( 土 ) ~11 月 6 日 ( 日 ) |
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場所 | 市立伊丹ミュージアム |