役に立たないもの、美しいと思わないものを、家に置いてはならない。
100 年以上前、イギリスの芸術家・思想家ウィリアム・モリスはこのように言いました。
その思想はイギリスからじわじわと世界中に広がり、人々が日々の暮らしに目を向ける、ひとつのきっかけとなりました。
時を超え、九州は福岡で、陶芸家・アーティストの鹿児島睦(かごしままこと、1967 年―)も、
人々の暮らしをよりよいものにしようと日々励んでいます。
本展は、陶芸作品を中心に、テキスタイル、版画など多彩な仕事で注目を集める鹿児島睦、初の大規模な展覧会です。
会場は、動物や植物をあしらったさまざまな色や形の約 200 点の器が、
「あさごはん」「ひるごはん」「ばんごはん」のための大きなテーブルや壁面に並びます。
そのほか、ファッション、インテリア、フードなどの領域でのコラボレーションから生まれたさまざまなプロダクツと
作品を、「さんぽ」「おやすみなさい」など、日々の暮らしのシチュエーションで紹介していきます。
鹿児島睦とその作品を通じて、私たちの日々の暮らしと、生きていくことに思いをはせる、そんな展覧会です。
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開催日 | 2023 年 6 月 30 日(金)ー 8 月 27 日(日) |
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場所 | 市立伊丹ミュージアム |